ʻAlekoki
traditional
Wards by Kalākaua,Lunalilo
Music by Lizzie Alohikea
ʻAʻole i piliwi ʻia
Kahi wai aʻo ʻAlekoki
Ua hoʻokohu ka ua i uka
Noho maila i Nuʻuanu
まったく信じられないことが起きた
アレコキの水場で
まるで高地を濡らす雨のよう
ヌウアヌの方にたたずむ雨雲がきたように
Anuanu makehewa au
Ke kali ana i laila
Kainō paha ua paʻa
Koʻu manaʻo i ʻaneʻi
冷たい寒さの中無駄かもしれない
(だけど)私はここで待っている
私は信じていたから
あなたの想いは私にあると
Āu i hoʻomalu ai
Hoʻomalu ʻoe a malu
Ua malu nēia kino
Ma muli aʻo kou leo
(あなたは)私をあなたでいっぱいにした
私だけ振り回されている
私のこの身体はとらわれている
あなたの声の意のままに
E kilohi au i ka nani
Nā pua o Mauna ʻAla
Haʻina mai ka puana
Kahi wai aʻo ʻAlekoki
あの美しさに見惚れる
マウアナアラの花々
これで終わりに、この心情を
アレコキの水場に置いて
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この曲は恋人との別れ、失望を描いた曲。
古いチャントが元になっていて、メロディーは後年、リィツィ・アロヒケアが作曲したようです。
第6代国王となるルナリロ王子がカマーマル王女に失恋したお話です。2人は幼馴染で楽しい日々を過ごし、とても愛し合っていたけれど、ルナリロ王子は彼女との結婚を禁じられました。
家同士の都合で仲を引き裂かれ、愛を拒絶されたカママルを責めたと言われています。
高地に降る雨はルナリロの愛情の激しさを表しているんですね。
Alekokiは、フリーウェイが建設された時に破壊されたカペナの滝のちょうど下にあるヌウアヌ渓谷の小さな池のことです。
のちに、カラカウア王が王子と王女が’Alekokiでデートをしたと書き残しています。
Alekokiの歌詞には、色々なバージョンがあります。
バージョンによってバースの数が違いますが、今回はDennis Pavaoさんが唄うAlekoの歌詞です。
ヌウアヌは、私が行くたびに爆風というか、強風がふいています。
穏やかなときもあるのかな?
あの強風で雨が降っていたら、それはそれは激しい雨だと思うので、激しい感情にピッタリだと感じます。