Hoʻoheno
作詞・作曲/Kainani Kahaunaele(カイナニ・カハウナエレ)
この曲はカウアイ島出身の歌手、Kainani Kahaunaeleによる”Haku Mele”(作詞作曲した曲)です。幼い頃から音楽の世界で育った彼女は、家族とウクレレを弾き、歌声でハーモニーを奏でて育ちました。
ハワイアンソングは歌詞に出てくる花やレイが人にたとえられていることが多く、その曲にでてくる、その対象が誰なのかという話がいろいろな説が出てくることがあります。
この曲も対象がご主人とか妹さんとか、自分が名付け親になった赤ちゃんのために贈った曲とかハワイ島に行った時に感動して作られた曲だとか色々な説があるようです。
作者自身も色々なバージョンの説を耳にするそうですが、彼女はどんな解釈をされていようが、聴く人の心に触れることができてその曲を愛してくれているならば、そのことに感謝していると言っているそうです。
E kuʻu pili aloha
Kuʻu lei kau poʻohiwi
私の親愛なる人よ
私の肩にかかるレイは
Onaona i ka ihu
Nohea i ka maka
鼻先には甘い香りを残し
目には美しくうつる
po’ohiwi 肩、ihu 鼻、maka 目、と
五感を使って、相手を感じている様子が伝わてきます。
Liliko i ka ua kilihune
Kilipohe i ke kanilehua
霧雨にキラキラと輝く
カニレフア(ヒロに降る霧雨)
に濡れた美しいレフアの花
Wewelo ke aloha i ka ‘ōnohi
ʻUmeʻume mai hoʻi kau
E kahi lei hoʻoheno
私の瞳の中の愛は満ち溢れて流れる
あなたはなんて魅力的なのだろう
ただ一人、一番大切な人よ
’ume は引っ張るという意味。
それが2回だから相当に惹きつけられている様子ですね。
mai ho’i kau は これで 最上級の表現なので
その前の‘Ume’umeをより強調しています。
Kainani Kahaunaele(カイナニ・カハウナエレ)さんは、ハワイ大学のヒロ校のハワイアン・スタディーのカリキュラムの一環として、伝統的なmeleを作り歌い始めました。
大学のプロデュースでリリースしたCDは、2004年のNa Hoku Hanohano Awardsにおいて3部門を受賞という快挙になったそうです。
Lei Hoʻoheno(レイホオヘノ)、私はウェルドンケカウオハさんのCDで初めてこの曲を知りました。
この曲はとても人気がありますよね。
しっとりとしたラブソングだと思っていましたが、色んな説があるのですね。
歌い手によってもその声で雰囲気が変わるし、対象が愛する異性なのか、それともBabyなのかでだいぶイメージ変わってきます。
ウェルドンケカウオハさんの生演奏で踊ってみたいな~。
二度ほどウェルドンケカウオハさんの生演奏で踊る機会がありましたが
違う曲だったので、ぜひともレイホオヘノも踊ってみたいものです( *´艸`)