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【フラ曲・フラダンス】Ka Pilina <カピリナ>

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目次

Ka Pilina

by Frank K. Hewett(作詞・作曲/フランク・ヒューエット)



3種類のハワイ固有種の鳥が出てくる曲ですが、愛し合う男女の甘美なひと夜のことを歌っている、とっても有名な大人のフラソングです。

愛し合う男女が甘いひと時を過ごす様子を小鳥が蜜を吸う様子と鳴き声に例えられています❤

本当の意味は作詞した本人にしかわかりませんが、3種の鳥が出てくるのは三角関係を歌った曲なのか、それとも伝説の美女をめぐる神話になぞらえた曲なのか。。。

Ka Pilina <カピリナ> 歌詞 和訳



ʻŌʻioʻio ka ʻelepaio

I ke kulu o ke aumoe

静かな夜更けにエレパイオの

鳴き声が聞こえてくる

Kani aʻe ka ʻapapane

Me kona leo nahenahe

アパパネもさえずっている

甘い優しい調べ

ʻO ka pilina ā kāua

ʻO ka pilina ā kāua

私たち2人は一緒になる

私たち2人は一緒になる

Lohe ʻia i ke ao

He mele kō ka ʻiʻiwi pōlena

夜明けの訪れとともに

イイヴィの声も聞こえてきた

Eia aʻe ka wahine

Halihali ʻia mai e nā manu

あの人(女性)がやってきた

鳥たちに導かれて現れる

ʻO ka pilina ā kāua

ʻO ka pilina ā kāua

私たち2人は一緒になる

私たち2人は一緒になる

男女の恋愛を鳥になぞらえたメレ

エレパイオとアパパネが仲睦まじく過ごしたところにイイヴィが登場しちゃうのか、それが何を意味するのか、その後の展開はどうなってしまうのか美しいメロディーからは、悩ましい悶々とした気持ちが想像つきませんけれども、とてもメロディーが美しい素敵な曲です。



Ka Pilina が収録されているCD

作者である、Frank Kwaikapuokalani HewettさんのKa Pilinaが収録されているCDは
「Ulu Kau」ですが、すでに廃盤になっているようなので、入手は困難かもしれません。

私がこの曲を知った&踊っていたのは、Sean Na’auaoさんで、「Hot Hits」という
アルバムに収録されています。

ka pilina

こちらのCDに入っていますが、ちょっとお高めなのでiTunesでダウンロードだとリーズナブルに入手できますね!

曲だけだったら、iTunesで十分なんですけれども歌詞カードが欲しくなっちゃうんですよねぇ~!

ハワイアンの曲は、ついCDも購入してしまいます。

‘I’iwi(イイヴィ)とElepaio(エレパイオ)の声

鳥たちの声が聴ける動画がありました。

こちらで実際の鳥たちの声を聴いて、イメージをよりふくらませて
曲を聴いて、物語が伝わるフラが踊れたら素敵ですね♡

‘I’iwi(イイヴィ)

イイヴィの鳴き声はこちらです。

Elepaio(エレパイオ)

エレパイオの鳴き声はこちらです。

歌詞に出てくる3種の鳥はハワイの固有種

「’Elepaio(エレパイオ)」「’Apapane(アパパネ)」「‘I’iwi(イイヴィ)」
この3種の鳥たちは、ハワイの固有種の鳥です。

’Elepaio(エレパイオ)

エレパイオはハワイ固有のハワイヒタキの仲間です。

カウアイ、オアフ、ハワイと、同じエレパイオでも見た目が少し異なります。

鳴き声も仕草や姿もとってもチャーミングな鳥です。

なぜか、マウイ島、モロカイ島、ラナイ島には生息しておらず、以前はその3島にも生息していたが、絶滅してしまったのではないか、という説もあるようですが、その理由は分かっていないようです。

ハワイの伝説には、エレパイオはカヌー作りの女神Lea(レア)が変身した姿だとされ、カヌーを作る人々にとって信仰の対象となっていたようです。

’Apapane(アパパネ)

アパパネは赤いハワイミツスイで、ハワイのミツスイ類の中でももっとも頻繁に見ることができるとされています。

また、ハワイの主要6島のすべてで生息しており、いくつかのハワイ固有種の鳥の中でも最も数が多い種類でもあるようです。

赤い羽根は森の中で目立ってしまうと思われがちですが、主に花の蜜を吸って暮らしているアパパネにとって、もっとも重要なオヒアレフアの花の赤色がちょうど保護色になっています。

アパパネは腹部と尾の下部に白い羽があるのがポイントです。

‘I’iwi(イイヴィ)

朱にちかい鮮やかな赤い羽根が美しい、とても見栄えのよいハワイミツスイの一種で別名はベニハワイミツスイです。

絶滅の恐れがある種とされており、ラナイ島ではすでに絶滅しています。

マウイ島やハワイ島では、まだ比較的多くみられるようですが、オアフ島、モロカイ島では数がとても少なく、カウアイ島でも以前は見られていたところでも見かけなくなっているようです。

昔はハワイの王族が着用するマントはヘルメットなどにイイヴィの赤い羽根が使われ、1枚のマントをつくるために、約3万枚(推定)もの羽が使われたといわれています。

イイヴィの羽はフェザーレイにも使用されたようです。

わたしもカピリナを踊る時に、もちろんイイヴィの羽ではありませんが、赤い羽根でフェザーレイを編んで、身につけました。

1枚の羽を3分割にカットして編み込んでいきますが、かなりの量の羽根を使いました…

イイヴィはさまざまな伝説やチャントにも登場するハワイの人々にとって古来より関わりの深い、あらゆる意味でハワイやハワイの森を象徴する鳥だといえるかもしれません。

Ka Pilina(カピリナ)は恋物語の曲

Ka Pilina(カピリナ)とはハワイ語で「繋がり」とか「絆」「関係」「結合」などを意味する言葉です。

この曲では、「男女の結びつき、契り、繋がり」を鳥たちをモチーフにして表現していると思われます。

Ka Pilina(カピリナ)は、伝説の美女、ラーイエ イカヴァイとカウアカヒアリイの恋物語のワンシーンを基に作られた曲だそうです。

ハワイアンソングは美しいメロディーからはイメージのつかないような、カオナ(隠れた意味)や背景がある場合も多いので、そのあたりを調べて、曲を深堀するのもまた、醍醐味かもしれません。

ま、中には知らずに美しいメロディーのイメージのままが良かった、、、なんてこともありますけれど。